60代の女性の方です。
テニスやピラティスをなさっていて普段から体を動かされているとのこと。
急にひざが痛くなって、整形外科に行ったら、腫れて水も少し溜まっていると言われたとのことでした。
動きでみると正座をするのが痛いと言います。
本人が痛いと言っているところを押さえてみるとそんなに痛くはないと言います。
触診していくと、ふくらはぎとアキレス腱、かかと周辺に強い痛みがあります。
そこを押さえながら他動的に曲げてみると、痛みが随分と軽くなるようです。
まずはそこから調整。曲げやすくなるがまだ痛い。
次にうつ伏せ。かかとをお尻につけるように曲げてみると痛みが出ます。
もう一度ふくらはぎやアキレス腱のあたりや、さらに腿の内側も調整すると、だいぶ楽にかかとがお尻につくようになりました。
ここで一度正座をしてもらうと、だいぶ楽になるが、違うところが痛くなる。
確認すると腓骨という骨の周辺がだいぶゆがんでいました。
そこを調整するとさらに楽に座れるようになっていました。
この方はテニスによる脚の疲労と普段何気なくやっている癖によって、ひざの痛みになっていたようです。
痛いところは結果です。原因は意外なところにあることが多いです。
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